界隈の見どころ

ひがし茶屋街
国指定「重要伝統的建造物群保存地区」（指定日：H13年11月14日）
文政三年（1820年）からの面影を今も色濃く残すかつての郭・料亭街。
建物の特徴となる紅殻格子（べんがらこうし）と大戸、それに2階の造りが高い町並みは、懐かしさと、古都金沢の情緒を漂わせている。

主計町（かずえまち）茶屋街
国指定「重要伝統的建造物群保存地区」（指定日：H20年6月9日）
明治初期からの茶屋街で、ゆったりと流れる浅野川のほとりに建ち並ぶこの茶屋街の風情は、ひがし茶屋街とは一味違った情緒を残している。
平成11年10月、全国で初めて旧町名が復活。

卯辰山麓寺院群
国指定「 重要伝統的建造物群保存地区」（指定日：H23年11月29日）
寺院数はおよそ50にものぼり、藩政時代、寛永の大火(1631年）の後、金沢市内に散在する寺院を都市計画等によってこの地区へ集められた。
山麓に張り付くように不揃いに配置された寺院群であり、全国的にも希少な地区である。

浅野川
全長29,83km。別名「女川」と呼ばれ、情緒ある橋が並び、界隈に金沢らしい情緒を漂わせている。
また、昔ほどではなくなったが「友禅流し」が行われ、風物詩となっている。

暗がり坂
久保市乙剣宮から主計町へ下る薄暗い石段で、別名暗闇（くらやみ）坂。
文豪 泉鏡花も幼少の頃、学校へ行く際によく通ったと言われている。

あかり坂
暗がり坂に平行して並び、主計町特有の細い小路から下新町へと通じる細い石段。
作家 五木寛之氏が命名した。

滝の白糸碑
滝の白糸とは、泉鏡花の代表作「義血侠血（ぎけつきょうけつ）」のヒロインの名前である。
物語は、水芸役者の「滝の白糸」と書生の村越欣也との悲劇の恋物語である。

火の見櫓（1924年築）
浅野川大橋の脇にあり、戦時中には警戒警報や空襲警報に使用された。 　
建築年が判明している火の見櫓の中では国内最古の可能性が高い。

資料館など

金澤東山まちづくり協議会では、浅野川周辺の見どころ、お店を楽しむための散策マップを作成しています。
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